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株式会社東商は秋田県大館市にカットソー縫製工場があり製品洗い加工を行える国内の製縫製工場です。

問い合わせ先:

03-6659-4357 

E-mail: info@jnsgroup.tokyo

製品洗い加工について-国内縫製工場株式会社東商 Disappearance measures

製品洗い加工とは、縫製工場で縫製した商品を最終段階で洗いを行い、お客様の手元に届き洗った場合でも商品が縮むことなくショップで試着した時と同じように着ていただけるようにおこなう作業工程のことです。
日本では製品洗い加工という工程が近年ブームのように増えておりますが、欧米諸国では日本より前に製品洗い加工を行う文化があり、その方法を日本が取り入れた形になります。ここでは「製品洗い加工を行う意図」や洗い方など製品あらに関する様々な方法を説明させていただきます。
 
 乾燥前の商品  自然乾燥機


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 製品洗いをする意図とは  製品洗いの種類  製品洗いの方法  製品洗いの乾かし方 乾燥方法 丈幅の確認  検品・検針作業はこちら

▶ 製品洗いをする意図
  製品洗い加工を行う意図とは、商品により意図は異なりますがいくつかの理由があります。ここでは、その理由を説明していきたいと思います。

【1】キレイにするため
製品は、生地を作る工程、裁断する工程、縫製する工程と様々場所を転々とします。このことにより外気に触れることだけでなく、たくさんの人の手に触れて消費者の方の手元に届くのが主流でしたが、消費者の方は購入してからまずは洗濯するというのも日本では当たり前の話でした。ところが近年では、買った商品は洗わずに着る方が増えたため、工場にて一度洗ってからきれいな状態で消費者の方の手に届くようにしようというのが製品洗い加工の一つ目の理由です。

【2】洗い後の縮み
消費者の方が商品を購入されてよくあったのが、洗ったら縮んでしまった。ということです。こんなケースに対応するため、一度洗うことにより生地を縮めてから販売するというのが二つ目の理由です。

【3】洗い後の色落ち
消費者の方が商品を購入され、洗ったら色落ちしてしまい購入時よりも色が薄くなった、他の衣類に染色した。などの問題を解決するために製品洗いを行うのが三つ目の理由です。

☆その他にも理由はありますが、主に上記3つが理由とされています。

▶ 製品洗い加工の種類
   製品洗い加工には製品洗いには、様々な種類が存在します。
ここでは、その製品洗いの種類について説明いたします。

 洗い加工方法
説明  弊社設備 
水洗い+自然乾燥 水で製品を洗った後、自然乾燥機に入れ、天然干しと同じ縮率で洗う加工方法です。生地がソフトになり、初回より着心地がよくなります。  ○
湯洗い+自然乾燥 お湯で製品を洗った後、自然乾燥機に入れ、天然干しと同じ縮率で洗う加工方法です。水洗いよりも生地がソフトになり、初回より着心地がよくなります。  ○
柔軟剤+自然乾燥 無香料の柔軟剤薬品を入れて、洗う加工です。薄手の生地はもちろんのこと、厚手の生地であっても、水洗い加工のみよりもよりソフトに肌触りがよく仕上がります。
また、自然乾燥機に入れることにより生地の縮率が通常洗濯と同じ程度の縮で済みます。
 ○
水洗い+タンブラー乾燥  水で製品を洗った後、タンブラー乾燥機に入れ一気に乾かします。生地の縮率を最大限入れるため、購入後の縮みの心配がなく、ふっくらあがります。また、生地へのダメージが自然乾燥に比べるとあるため、新品なのに毛羽立ちなどでヴィンテージ感がでます。  ○
湯洗い+タンブラー乾燥  お湯で製品を洗った後、タンブラー乾燥機に入れ一気に乾かします。生地の縮率を最大限入れるため、購入後の縮みの心配がなく、ふっくらあがります。また、生地へのダメージが自然乾燥に比べるとあるため、新品なのに毛羽立ちなどでヴィンテージ感がでます。  ○
柔軟剤+タンブラー乾燥  無香料の柔軟剤薬品を入れて、洗う加工です。薄手の生地はもちろんのこと、厚手の生地であっても、水洗い加工のみよりもよりソフトに肌触りがよく仕上がります。
また、タンブラー乾燥させることにより生地へのダメージが自然乾燥に比べるとあるため、新品なのに毛羽立ちなどでヴィンテージ感がでます。
 ○
バイオウォッシュ加工  薬品を入れ繊維を分解させ洗う方法になります。生地の色落ちや、独特の柔らかさが得られる加工方法です。 ×
ストーンバイオウォッシュ加工 バイオウォッシュ加工にプラスして軽石を入れて洗います。生地に軽石が当たることにより独特の毛羽立ちが得られ、古着感のある仕上がりが見込めます。  ×
パウダー加工  特殊な脱色剤を入れ洗うことにより生地にムラを発生させます。   × ×
糊抜き加工  生地に付いた糊を剥がす薬品を入れて洗う加工方法です。糊を取ることにより、ソフトな仕上がりが見込めます   ×

▶ 製品洗い加工方法
   お客様よりご依頼いただいた加工方法で製品を洗います。
素材によっては、ダメージに弱い場合がありますので、その場合は、業務用の洗濯ネットのようなものに入れて洗い加工します。
洗い加工の時間は、加工方法により異なります。

▶ 製品洗い加工の干し方
 

 商品の脱水後、1枚1枚素材が伸びないよう整えていきます。
この作業を行うことで、商品1枚1枚についた無駄なシワのみを取り除くことができ、最終仕上げ工程での仕上げのスピードを上げることができます。

☆一般的な製品洗い加工では、このシワ伸ばし作業は行っている加工場は少ないです。

▶ 乾燥


お客様よりご依頼いただいた内容で、乾燥させます。
自然乾燥の場合には、特殊な自然乾燥機に入れるため、1枚1枚ポールにかけ乾燥器へ入れますが、この際、袖や丈が長いものに関しては、重さで伸びないよう2本のポールを利用して掛けるなどの作業を行います。

タンブラー乾燥に関しては、素材によって温度を調整しながら乾燥いたします。
また、タンブラー乾燥機にはTシャツで最大20枚程度、ZIPパーカーで8枚程度の少量で乾燥していきます。
少量で乾燥させることにより、1枚1枚の個体差を無くすことが目的です。 
▶ 丈幅の確認
   初回の釜のみ抜き出しで寸法を確認いたします。
サンプル時と量産時では季節や気温が異なるため、乾く時間や縮率が異なるためです。初回に丈、巾を確認したら残りはその時間に合わせて乾燥作業を進めます。

    

検品・検針作業 Disappearance measures

検品・検針作業とは


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  商品の検品作業 検 針 機 確 認  納前検品プレス  納前検品出荷  納前検品送り状+明細メール  商品到着後仕様確認  出荷日と出荷方法の確認  量 産 仕 上 げ は こ ち ら
商品の検品作業
商品の検品作業とは、糸切りができているか?縫製がしっかりできているか?商品にヨゴレ、傷はないか?など様々な事をチェックしております。

検針機確認
(1回目)
弊社では検品後、1度目の検針作業を行います。
この検針作業は、縫製場での検針作業となり、仕上げ工程での検針作業を別途設ける事により縫製場より仕上げ工程場への引き継ぎ責任と針管理への重要性を再認識させてるために行っております。
納前検品プレス
納前検品プレスでは、お客様よりお預かりした寸法表を基に、弊社にて検寸を行います。
この納前検品で提出する商品は量産分より無造作に引き抜いた商品を用意し、縫製仕様の最終確認と、量産分プレス方法を統一化させるため作業として行っております。

※納前検品プレスを行った商品をお客様確認用検品分として出荷させていただきます。
納前検品出荷
納前検品プレスにて検品させていただきました商品をお客様のご指定の住所へ発送させていただきます。この際、下札や、指定の袋に入れての検品だしとなりますので、資材等は早めに入れていただけますようお願いいたします。

納前検品分送り状と明細をメール
納前検品の出荷は、通常佐川急便にて発送させていただいております。
この際、佐川急便の送り状コピーと弊社入り日記、検寸表、貸し出しサンプルを納前検品サンプルと一緒に発送させていただきます。

発送準備が整いましたら、お客様宛に送り状と入日記のコピーをメールさせていただきます。
  
商品到着後の仕様確認
納前検品商品が到着いたしましたら、商品の仕様、、寸法などをご確認ください。
また、確認ができましたら、弊社担当者までメール又は、電話にてご一報いただけますようお願いいたします。

出荷日と出荷方法の 連絡・確認
納前検品に問題が無ければ出荷となります。
出荷日と、出荷方法、その他を確認させていただきますので宜しくお願いいたします。

バナースペース

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〒146-0094
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株式会社東商 秋田工場

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秋田県大館市岩瀬字谷地の平4-14

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